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Vol. 240 2026 Spring/Summer New Arrival Ⅱ

この数日、急に暖かくなり、桜も見ごろになっています。
例年通り、今年もゴールデンウィークが終わるとすぐに夏がやってくるのでしょうね。
「つかの間の春」を充分、お楽しみください。

さて、4月から新年度が始まりますが、
私、店長も、今年度より勤務する神戸松蔭大学において、特任教授に就任することになりました。
所属する人間科学部ファッション・ハウジングデザイン学科に新設される「IPプロデュースコース」の授業を中心に担当することになりますが、授業以外の業務や海外出張の可能性もあり、店を不在にすることも多くなると思います。
皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。>>

それから、今月より、石田洋服店に新しいスタッフが加わりました。
藤田貴(ふじたたかし)と申します。
彼は紳士服の縫製の職人でもありますが、今後、当店での販売において、皆さまと接する機会も増えると思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
ちょうど、彼も出演する神戸ファッションマートの動画が完成しましたので、ぜひご笑覧ください。

 

ところで、2026年春夏物の生地見本も、ほぼすべて出そろいました。
盛夏に着用可能な清涼感あふれるフレスコ系が充実する一方、春夏秋に着用が可能なトロピカルも増えています。

今回も新しく入った特徴的な生地をご紹介します。

◆ Scabal


Scabal  “Silver Shadow”  100% Super 120’s wool  230g

        

Scabalの新しいバンチサンプルです。
典型的なトロピカル生地で、軽量で適度な光沢感や清涼感は春夏秋のスリーシーズンに活躍します。
ストライプやチェックも充実していますが、なんといっても霜降り感の強い無地が秀逸です。
さらに特筆すべきは、かなりのストレッチ性があることです。
一般的には平織は伸縮性に乏しいのですが、この生地はウール100%でありながら、かなり伸びるので、裏地をあまり取り付けない春夏物には特に効果てきめんです。
ストレスの少ない着心地も、夏の服装においては涼しさを感じさせる大きな要素かもしれません。

 

◆ Nikke


Nikke  “Cuba Beach”  100% Wool  310g

        

日本有数の生地メーカー、日本毛織のフレスコ生地です。
あえて特殊な繊度の粗い原料を使用して紡績された糸で、ハリコシ感と清涼感を活かした生地は、日本の夏の気候にぴったりです。
色のバラエティーも豊富で、スーツのみならず、ジャケットにも最適です。
また、国産の生地ですので、昨今の円安にも影響されず、輸入生地に比べると割安感があります。

 

◆ Schofield + Smith


Schofield + Smith  “Celestial”  40% Wool  30% Silk  15% Mohair  15% Linen  280g

       

ジャケット用のメッシュ生地です。
上の画像のように、無地のコレクションですが、経糸と緯糸の色目を微妙に変えることにより、色の深みと立体感を醸し出しています。
ざっくりとしたテクスチャーはボトムの素材を選ばす、デニム、コットンなどのカジュアルからドレッシーなウールまで合わせることができる便利なジャケットになります。
ウール、シルク、リネンに加えモヘアも入った4者混で、光沢感、清涼感、防しわ性に効果を発揮しています。

 


Schofield + Smith  “Celestial”  100% Wool  260g

      

同じバンチサンプルに収録されているスーツ生地です。
平織ながらぬめり感もあり、真冬以外の長い期間、ご着用が可能な風合いに上がっています。
メランジ調の茶系の色目も充実しています。

 

◆ Harrisons


Harrisons  “Spring Ram”  100% Wool  355g

       

HarrisonsのSpring Ramがリニューアルされました。
すべて英国羊毛を使ったフレスコ生地となりますが、295gのシングルプライ、355gの2ply、460gの3ply、445gのホップサックが収録されています。
特にこの中で、355gの2plyに関しては、無地のみならず、チェックやストライプも充実しており、フランネルのような落ち着いた色目も多いので、春夏のクラシックな装いにぴったりです。

 

 

◆ 30年ぶりに生活協同組合コープこうべのユニフォームがリニューアルされ、シャツやエプロンに神戸タータンが採用されました。
コープこうべは神戸を中心に兵庫県内、大阪の北摂に129店舗を展開し、単一生協としては、日本のみならず世界的にも最大クラスといわれており、今回6400人全員のスタッフのユニフォームが一斉に神戸タータンになりました。

神戸新聞 朝刊 2026年3月25日

 

◆ 神戸市立の小学校、義務教育学校の新1年生全員に配布される防犯ブザーが神戸タータンのデザインになりました。
小学生に親しみを持ってランドセルにつけてもらうこともさることながら、目立つデザインで犯罪の抑止効果も期待されています。
試してみましたが、すごい音が鳴ります。
安心ですね!

(おわり)

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