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【号外】2023年春夏物生地情報

2023年の春夏物のお買い得生地をご紹介します。
一時の急激な円安は収まったとはいえ、恒常的な円安基調とウクライナ情勢に起因するヨーロッパにおける燃料費をはじめとする諸経費の高騰で、2022年秋冬物以降のヨーロッパからの取り寄せ新作生地の価格は上昇しています。
一方、ヨーロッパはコロナ明けで、生地メーカーのコレクションのリニューアルが多く、それに伴い廃番となった生地がお求め安くなっています。
ご紹介する生地は、かなりお買い得のものばかりですので是非ご覧ください。

生地をご購入いただきましたら、お仕立は春先にご用命いただければ結構です。
生地のお支払いは、ネット上のクレジットカード決済のSquareがご利用いただけます。


価格等はお気軽にお問い合わせください。>>

 

New ◆ Loropiana(終了しました)


Loropiana “Eleganza”  78% Super 150’s wool  22% Silk  250g


Eleganzaのバンチサンプルの生地すべてが、4月24日まで期間限定で超特価となります。
Eleganzaはスーパー150のウールとシルクが相まって、上品なオールシーズン生地として定評があります。
22%のシルクを含みながら、派手な印象はほとんどなく、身体の動きによる陰影が文字通り、エレガントな印象を与えます。
チェック柄も充実しているので、ジャケット生地としてもご利用いただけます。
今のところ、バンチ内の50種類の全色の在庫があります。
通常価格より30%近くお買い得になっており、この機会にぜひご検討ください。
   

 

New ◆ Yamaei

Yamaei  100% Wool  290g

2022年秋冬物より展開しています「ブリティッシュレーシンググリーン」の後染めの生地が、春夏物で出来上がってきました。
春夏物の平織ですが、通常とは少し違う「ポプリン織」になっています。
ポプリンは、経糸に緯糸より細い糸を2倍近い密度で通しており、生地面には横方向の細い畝が現れます。
通常の平織に比べてドレープ感と柔らかい手触りが特徴です。
290gで透け感もあまりないので、春夏秋のスリーシーズンのご着用が可能なエレガントな生地です。
色は、秋冬物で展開しましたダブルクロスよりも若干濃いめに上がっており、なかなか深みのある色合いです。
通常のスーツやジャケットはもちろんのこと、サファリジャケットやCPOジャケットなどにも最適です。
10m弱の展開ですので、お早めに生地をご覧ください。

 

 

New ◆ Loropiana

Sold out
Loropiana “365”  100% Super 130’s wool  250g

Loropianaのオールシーズン対応の新しいスーツ生地「365」です。
上品な適度な光沢感が、生地のドレープによってきれいな陰影となり、ビジネススーツとしても最適です。
Tasmanianなどのスーツ生地に比べても、価格は半額程度で、非常にお求め安くなっています。
ダークネイビーのみ、3着分、特別価格でご提供いたします。

 


◆ Loropiana


Loropiana “Four Seasons Solaro”  100% Super 130’s wool  270g

ロロ・ピアーナのソラーロタイプのオールシーズン生地です。
本来の”Solaro”生地は、Smith Woollens(ハリソンズのグループ)が商標を管理している英国の生地で、それ以外のメーカーは「サンクロス」と言ういい方をしているものが多いです。
このロロ・ピアーナの生地はもちろんソラーロではなく、ソラーロタイプとなり、ウェイトも本家の320gに対して、この生地はオールシーズのご着用が可能な270gとなっています。
日本では、明らかにこの軽量タイプの方が使い勝手がよさそうです。
裏の赤が見えないスーツになった状態では、案外、おとなしい色に仕上がります。
通常の約20%オフにて、2着分のご提供となります。

 

◆ Loropiana

Loropiana  “Proposte Abiti – Summertime”  52% Linen  41% Wool  7% Silk  230g
リネンが50%以上の混率の三者混のスーツ生地です。
リネンの風合いを充分残しながら、比重の軽いウールとシルクを配合することにより、軽量化と防しわ性を高めています。
ランダムに現れる不均一糸の太さが、立体的な風合いとなり、肌への接地面も少なくなり、清涼感たっぷりの服地に仕上がっています。
今シーズンのトレンドの青みがかったグリーンとベージュの2色の展開で、それぞれ2着分、20%程度、お買い得になっています。

 

◆ Loropiana

Loropiana “Summertime 2ways”  83% Wool  10% Silk  5% Linen  240g
大変珍しい三者混のシアサッカージャケット生地です。
経験上、本来のコットンのシアサッカーは通気性に乏しく、案外暑いので、この三者混の生地はかなりお勧めです。
ウールの通気性とシルクの清涼感、そしてリネンのひんやり感が効果的に作用しています。
シアサッカーはしわが寄りにくいことも大きなメリットですので、盛夏用のアンコンジャケットにぴったりです。
グリーン系とネイビー系の2色で、それぞれジャケット2着分を通常価格の約20%オフでご提供いたします。


Sold out


◆ Scabal


Scabal “Mustang”  80% Summer Kid Mohair  20% Silk  250g

Scabalがかつてより得意とするモヘア混の服地の中でも、特に珍しいモヘア・シルクの夏物生地が入荷しました。
アンゴラ山羊の毛をモヘアと呼びますが、羊毛に比べて毛の伸びが早く、通常、年2回、1月と夏に毛を刈り取ります。
その中でも、子山羊の毛をKid Mohairと言い、大人の山羊に比べると繊細な毛が特徴です。その中で、特に生後6か月程度で最初の刈り取りで採れる毛を、Summer kid mohairと呼び、更に繊細で希少価値があります。
人間と同様、子供の毛は繊細でモヘア特有のテカリも少なく、肌触りも非常に柔らかいのが特徴です。
しかも今回の生地は、ウールが一切入っておらず、シルクとの混紡と言うことで、清涼感のある肌触りとなり上品な光沢があります。
通常、モヘアはクリンプのない直毛ですので、経糸として使用できないと言われていますが、この生地をどのように製織したか、ぜひ確認してみたいと思います。
Scabal社の在庫ですので、残念ながら無地はなく、チェックと織柄の展開となります。
上の画像のダークトーンのチェックは夏のジャケットに最適ですね。
また、下の画像の織柄は夏の軽量のスーツに最適です。
とにかく非常に珍しい服地で、しかもかなりお買い得となっていますので、ぜひ現物をご覧になって風合いをご確認ください。

 

 

◆ Ermenegildo Zegna


Ermenegildo Zegna “Traveller”  95% Wool  5% Silk  210g

Zegnaのホップサックのジャケット生地です。
シルクのサラサラな風合いと光沢が功を奏して、春夏秋のスリーシーズンに適したジャケット生地に仕上がっています。
210gと軽量なので、盛夏にも対応できる便利なジャケットになりそうです。
ネイビーとブルーの2色でそれぞれ2着ずつのご提供です。

 
Sold out

 

◆ Ermenegildo Zegna


Ermenegildo Zegna “Loop”  87% Wool  13% Silk  160g

Zegnaの夏物生地です。
比重の軽いシルク混のため、超軽量に仕上がっていますが、通常の平織でしっかりとしたコシと張りがあります。
ブルーのマイクロチェック、ネイビーとサックスのピンストライプの3色で、落ち着いた色目ですのでジャケットはもちろん、スーツにも使えそうです。
アンコンにすると、シルクの清涼感と軽さが相まって、GW明けから活躍しそうです。
各色、数着分の展開です。


 

 


◆ Scabal


Scabal “Londoner”  100% Super 140’s wool  250g

Londonerは先日、リニューアルしましたが、その際の廃番商品のご提供です。
この服地は、他のメーカーの更に高いスーパー表示のものと全くそん色のない品質をほこり、実用的なスーツ生地の最高のスペックと言えます。
英国製ならでは、張りとコシを備えながら、表面の光沢や手触り感は抜群です。
今回、下記の生地につきまして、通常価格の60%程度のお買い得になっています。
特にチェックや織柄に注目です。
いずれも、数10メーターの在庫ですので、お早めにサンプルをご覧ください。


Sold out

 


Sold out

 


                                                                                       Sold out


                                                                                      Sold out

 

 

◆ Ermeneldo Zegna

Ermenegildo Zegna “15Milmil15” 100% Super 170’s wool  230g

おなじみの15Milmil15で、今回は、2柄、お安くご提供が可能となります。
いずれも、ダークネイビーより少し明るめの無地とヘリンボーンです。
無地に関しては、ミッドナイトブルーより少し明るめのネイビー、ヘリンボーンはそれよりもう一段明るめの色目となっています。
ただし、いずれも、グレー系で彩度の低い明るさなので悪目立ちすることはありません。
2022年秋冬物のバージョンで、かなりお買い得になっています。
ぜひサンプルをご覧ください。

 

◆ Harrisons of Edingurgh
Harrisons of Edingurgh “Requiem”  100% Wool  220/240g

昨年廃番となった”Requiem”のまさにラストカットとなります。
典型的な春夏物のトロピカルで、夏物の機能として重要な、「軽さ」「シャリ感」「防しわ性」「光沢感」などを平均的に持ち合わせ、非常にエレガントな夏のスーツ生地と言えます。
今回、ネイビーの無地(春夏らしい若干明るめのネイビー)とクレージュの地にブルーのオーバープラッドのPOW(Prince of Wales)の2色をスーツ2着分ずつご用意しています。

 
Sold out

(おわり)

 

 

 

 

 

 

 

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