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【号外】2021年春夏物早期ご予約プログラム

2021年春夏物のお買い得生地をご紹介します。

このコロナ禍で、生地の在庫の状況も変化があるのではないかと思います。
2020年の春夏物は、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大、特にヨーロッパがかなり深刻な状況になったため、現地の各ミルやウールマーチャントにおいてはほとんど販売ができなかったと思われ、そのため2021年の春夏も昨年のコレクションを継続することになりそうで、おのずと、昨年の在庫が出てきにくい状況になっています。
その中でも、予定通り、バンチサンプルのリニューアルも一部行われており、それにともない、お買い得商品も出始めています。

先に生地をご購入いただきましたら、お仕立は春先にご用命いただければ結構です。
生地のご決済は、ネット上のクレジットカード決済のSquareがご利用いただけます。

 

NEW ◆ Ermenegildo Zegna  “Trofeo”  100% Wool  240g
(全色完売しました。但し、再入荷の可能性もありますので、お気軽にお問い合わせください。)
まさに新型コロナウィルスが色濃く影響しており、ここにきて、在庫生地がかなりお安くなりました。
通常、Trofeoの無地など定番商品は、あまりお安くならないのですが、この緊急事態でこちらも衝撃的な価格となりました。
いまさらながら説明する必要ないほど有名な生地ですが、Zegna、いやイタリアを代表するオールシーズンスーツ生地です。
色はミッドナイトブルー、ブルー(赤みのない上品な色です。)とミディアムグレーの3色です。
それぞれスーツ2着分のご提供です。
通常価格の半値以下となっています。


 

NEW ◆ Dormeuil   “Tropiacal Amadeus”  100% Wool  220/240g
(右の濃紺のシャドーチェックは完売しました。)
Dormeuilの定番夏物生地、Tropiacal Amadeusです。
適度なシャリ感による清涼感、軽量、しわの寄りにくさなど、バランスの取れたスーツ生地で、平織でありながら適度な光沢感もあり、春夏秋のスリーシーズンに活躍します。
紺のシャドーストライプと濃紺のシャドーチェック、いずれも、落ち着いた印象です。
それぞれスーツ2着分、通常価格の60%程度でかなりお買い得です。

 

NEW ◆ Ermenegildo Zegna  “Trofeo Linen”  86% Wool  8% Linen  6% Silk  210/220g
(完売いたしました。)

2020年春夏物で紹介された三者混の生地です。
但し、リネンとシルクの混率はかなり低いので、適度なシャリ感とさらさら感があり、夏のスーツ生地として最適です。
ブルー、ベージュとも、非常に細かなガンクラブチェックですが、遠目にはほとんど無地に見えます。
スーツとして作っても、ジャケットのみ、パンツのみの単品使いにも便利そうです。
それぞれスーツ2着分、衝撃的な価格になっています。

 

NEW ◆ Standeven ”Explorer”  99% Super 120’s wool  1% Cashmere  220g
(完売しました。)

下でご紹介した生地と同じ、StandevenのExplorerですが、こちらは昨年までの旧サンプルのもので、廃番となったコレクションです。
典型的な平織のサマーウールで、カシミアが少し入っているので、柔らかい風合いとなります。
春夏秋のスリーシーズンに活躍します。
色は濃紺で、シャドーストライプが入っています。
3.2mのスーツ着分を2着分、ご用意しています。廃番生地ですので、価格は現行品の半値以下となっており、大変お買い得です。
(すでに3.2mでカットされていますので、サイズによっては対応できない可能性があります。予めご了承ください。)


 

NEW ◆ Standeven ”Explorer”  100% Wool  310g
Standevenのフレスコ生地です。
この春夏物としてリリースされたバンチサンプルの中からいち早くご紹介します。
ハイツイスト(強撚)の2PLyのフレスコで、通気性と生地の張りは抜群です。
しわもよりにくいので、夏のジャケットには最高の素材です。
水色のオーバープラッドのプリンスオブウェールズは涼しげな印象を与えます。
ジャケット2着分、通常価格よりお安く提供いたします。

 

NEW ◆ Smith Woollens ”Finmeresco 4PLY”  100% Wool  370/390g
Smith Woollensのフレスコ生地です。
バンチサンプルのリニューアルに伴い、廃番になる生地がお安く入荷しました。
ブルーグレーの濃淡の大きめのウィンドウペーンです。
双糸を二本撚りにした大変手間がかかった平織の生地で、しわが寄りにくく腰のある生地は、きれいな落ち感があります。
それでいて、通気性があるので、春夏秋のスリーシーズンに活躍します。
ざっくりとした風合いは、ボトムの素材は、サマーウールのドレッシーなものから、チノクロスやデニムまで素材を選ばないので、オンでもオフでも活躍しそうです。
ジャケット3着分の在庫があります。
前述のように手間がかかっているので、もともと比較的高めの価格でしたが、今回はかなりお買い得になっています。

 

◆ Taylor & Lodge ”Golden Bale”  55%  Lumb’s Golden Bale  45% Cashmere   290g
(完売しました。)

春夏物と言いながら、若干、ぶ厚めのジャケット生地です。
Lumb’s Golden Baleは、英国の老舗の紡績会社であるジョゼフ・ラム社が、オーストラリアのごく少量しか採取できないメリノウールを直接買い上げた素材で、カシミアと同様のぬめり感が特徴です。
そのGolden Baleとカシミアを贅沢にブレンドしたジャケット生地は、春先には最高の着心地となります。
カシミア100%ほど、繊細ではないので、気楽にお召しになることができます。
色は、ミッドナイトブルーのヘリンボーンで、立体感があるので、ボトムの素材を選びません。
(冬でもお召しいただけます。また、スーツにも使えそうです。)
ジャケット、スーツ、数着分の在庫があります。
かなりお安くなっています。

 

◆ Taylor & Lodge ”Golden Bale”  55%  Lumb’s Golden Bale  45% Cashmere   290g
(右側のグレーが完売しました。)

前述のミッドナイトブルーの色違いになります。
色のトーンが変わるだけで、イメージがガラッと変わり、春先から初夏にかけてのジャケットスタイルに最適な感じです。
柔らかい色目ですので、パンツの色を選びません。

 

◆ Taylor & Lodge “Ice Mohair ”  60%  Summer Kid Mohair  40% Super 120’s Wool   230g
完売しました。(ただし、他の色柄の日本国内の在庫の可能性がありますので、お気軽にお問い合わせください。)
老舗、Taylor & Lodgeのモヘアの夏物スーツ生地です。
Summer Kid Mohairは、前年の秋に誕生したアンゴラ山羊の最初の毛の刈り取りが夏に行われるので、このように呼ばれており、人間の子供と同様、生後間もないほど細い毛になります。(それ以降のアンゴラ山羊の子供の毛はただのKid Mohairになります。)
また、残りのウールもSuper 120’s とかなり繊細な原毛を使っており、モヘア生地特有のシャリ感が少なく、柔らかい肌触りになります。
ちなみに、昨今の高速織機においては、経糸にテンションがかかりすぎるため、伸縮率の低いモヘアの糸を縦糸に使用することができません。
したがって、ウールが経糸、モヘアが緯糸の組織になり、モヘアの混率も60%程度が限界となります。
いずれにせよ、モヘアのひんやり感、通気性、防しわ性を併せ持つ、夏の最高のスーツ生地です。
今回の生地はミッドナイトブルーのかすかなシャドーストライプで、遠目にはほとんど無地に見えます。
スーツ2着分の在庫となります。
同様のスペックの生地にくらべ、半額以下になっています。

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