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8.12026
No. 244 Generative AI and Craftsmanship

誠に勝手ながら8月6日(木)、7日(金)は夏季休暇のため、休業させていただきます。
なお、それ以降のお盆期間中は、8月18日(火)まで休まず営業いたします。
暑中お見舞い申し上げます。
本当に暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
特に令和8年熊本地震の被災地の皆様、心よりお見舞い申し上げます。
私も30数年前に阪神・淡路大震災で被災し実家が全壊しましたが、1月の真冬ということで、暖をとるのは比較的簡単でしたが、今回は真夏ということで健康面においては非常に困難な時期だと思います。
どうぞ、暑さ対策を万全にお過ごしください。
ところで、皆さんも多かれ少なかれ、生成AIをお使いのことと思います。
うまく使えば、非常に便利なものではあります。
今回、当店ではおなじみのサファリジャケットで、現物の画像をもとに、「旅行や出張のあらゆるシーンで便利」というコンセプトでプレゼン用のパンフレットの作成を生成AIに依頼しました。
何度かのプロンプトを経て、様々なシーンにおける着こなしやコーディネート、また色のバリエーションの提案パンフレットが出来上がりました。(諸事情により、ぼかしを入れています。)
文言や画像のディテールについては、まだまだ突っ込みどころは満載ですが、詰めていけば、かなり訴求力のあるものができそうです。
さらに、この画像をもとに、着用している人が空港の出発ゲートに向かう動画などは簡単にできるため、モデル、スタッフの手配や現地での撮影の手間などが格段に省け、いやはや、すごい世の中になったものです。

当店のお馴染みのサファリジャケット

出張や旅行のあらゆる場面に対応できるサファリジャケットをアピール

サファリジャケットの色バリエーションとそのコーディネートの提案
このように、セールスプロモーションやお客様への提案は、生成AIがかなりの部分を担ってくれますが、お仕立服において一番大切な、オンリーワンの着心地やスタイルを達成するためのお客様との対話や仮縫補正、それを実現するためにいせ込みやクセ取りなどを駆使する服の手縫いは人間の技術なくしては成り立ちません。
職人技とAIは、ものづくりとそれ以外の部分で補完する関係になりそうです。
一方、6月29日付の繊研新聞によると、2025年の日本国内での衣料品の供給量は約37億着で、そのうち、日本国内で製造され、国内で販売されているものはわずかに4000万着で、じつに供給量の98.9%は輸入品となっています。
日本国内の製造は昨年対比11%減となり、中国をはじめとするベトナム、ミャンマー、カンボジアからの輸入は軒並み増加しています。
日本製の衣料品は国内では100着のうち、たった1着という計算になります。
我々のハンドメードのお仕立服は、大変貴重な日本製です。
なんといってもお客様の希望のスタイルやお身体に合った裁断と補正、様々な技術による立体感を実現し、素材に適応する縫製技術など、消費者に近い国内ならでは成し遂げられる技術です。
生成AIにもできない、また、海外の大量生産の縫製工場でもできない、「お仕立服」という連綿と受け継いできた職人技をぜひ、次世代に残していきたいと思います。
ところで、今年もすでにコートのご注文を多くいただいていますが、昨年7月のコラムでもお知らせしましたように、コートの着丈によって全体のイメージが大きく変わります。
コートのご注文の際にご参考になれば幸いです。
2025年7月のコラム>>


(おわり)











