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1.142022
【号外】2022年春夏物早期ご予約プログラム(1月31日更新)

2022年の春夏物のお買い得生地をご紹介します。
ここのところの円安傾向で、2022年春夏物のヨーロッパからの取り寄せ新作生地の価格は上昇しています。
一方、長引くコロナ禍で、滞留している生地在庫も多く、それらの高級素材でもお求め安くなっています。
今回ご紹介する生地は、かなりお買い得のものばかりですので是非ご覧ください。
生地をご購入いただきましたら、お仕立は春先にご用命いただければ結構です。
生地のお支払いは、ネット上のクレジットカード決済のSquareがご利用いただけます。
価格等はお気軽にお問い合わせください。>>
New ■ Loropiana
Loropiana “Jersey” 100% Wool 270-300g
一見、なんの変哲もないグレンチェックのジャケット生地ですが、これは「ジャージ」、ニット生地です。
まさにウールのセーターと同じ素材ですので、ストレッチ性は抜群です。しかも、毛羽立ちがないため、真夏を除くスリーシーズンにさっと羽織れるので非常に便利です。
出来上がりは、生地をご覧になった印象と全く同じで、普通の布帛(織物)のジャケットそのものですので、ドレッシーな着こなしもできます。
ハンドメードのアンコンのジャケットを仕立てると、この素材の特徴をいかんなく発揮することができます。
今回、この3色を一着ずつ、通常価格の約30%オフでご提供いたします。
この機会にぜひ、ジャージのジャケットをお試しください。
(売り切れました。)
New ■ Loropiana
Loropiana ”Jersely” 67% Wool 20% Silk 10% Linen 3% Polyurethane 310g
LoropianaのPropste Abitiに収録されているスーツ生地です。
三者混プラスストレッチのざっくりとした生地で、かなりデニムに近い色合いです。
かなり広めのピッチのピンストライプがなかなか面白い雰囲気を作り出しており、ジャケットだけでも便利そうです。
価格は、通常の約30%オフでのご提供です。
■ Fox Brothers(売り切れました。)
Fox Brothers “Fox City” 100% Wool 290/320g
(売り切れました。)
Fox Brothersの250周年の特別色のFox Cityです。
強撚の平織生地で、一応、秋冬物のコレクションとなっていますが、シャリ感もあり通気性もよいので、日本では春夏冬のスリーシーズンに使えそうなジャケット生地です。
アンコンの軽いジャケットやサファリ、CPOジャケットには最適です。
色はバンチサンプルには収録されていない特別色、「ブリティッシュグリーン」です。
従来のバンチサンプルにもダークグリーンがありますが、こちらは少し黄みがかった色目で、「ハンターグリーン」と呼ばれるカントリー調の色ですが、今回のものは、青みがかったダークグリーンで都会的な印象です。
案外、この色目の無地の生地を目にすることはありません。
(少しわかりにくいのですが、左上が従来のバンチの「ハンターグリーン」、右下が今回の「ブリティッシュグリーン」となります。)
ちなみに、「ブリティッシュグリーン」「レーシンググリーン」などの呼び方がありますが、結局同じ色になります。
元々、初期のF1レースでは、国別に車体の色が決まっており、ドイツはシルバー、フランスが青、イタリアが赤、英国が緑だったのです。
今も、ドイツ車のメルセデスやポルシェはシルバーが代表色、イタリアのフェラーリやアルファ・ロメオは赤、ベントレー、ジャガー、MINIなどの英国車はダークグリーンが主流で、100年以上前に国別の色を決めた人は先見の明があったのでしょうね。
今回、価格は従来のFox Cityと同じですが、追加生産無しの限定色で、当店ではジャケット4着分、確保しています。
■ Zignone
Zignone ”Soul” 98% Wool 2% Polyurethane 260/270g
生地の織ネームにあるように、まさにEclectic(多様な要素を折衷した)な、夏のジャケット素材と言えます。
この生地は、ウールの細かいシアサッカーですが、通常、コットンのシアサッカーは通気性がないので、案外暑く重いといった欠点があります。
これをウールにすることにより、軽く、通気性の良い生地になりました。
シアサッカーは肌との接地面が少ないため清涼感があり、ポリウレタンのお陰でストレッチ性もあり、非常に楽な着心地となっています。
春夏のジャケットとしては最適な「解」となりそうです。もちろんスーツとしても使えます。
ジャケット3着分、ご用意しています。
■ Ermenegildo Zegna(売り切れました。)
Ermenegildo Zegna “Cross Ply” 74% Linen 24% Wool 2% Silk 300g
Zegnaの昨年の春夏物のジャケット生地です。
三者混ながらリネンの混率が高いため、ざっくりとした風合いになっています。
ただ、ウールもそこそこ入っているため、春先には温かみのあるドレープ感がお楽しみいただけます。
春夏秋のスリーシーズンのご着用が可能です。
価格も半額以下とお買い得です。
それぞれジャケット1着分限りです。
売り切れました。 売り切れました。
売り切れました 売り切れました。
■ Ermenegildo Zegna
Ermenegildo Zegna “Traveller” 100% Wool 250g
Zegnaの定番のオールシーズン生地です。
その名の通り、オールラウンドのスーツ生地で、しわが寄りにくく春夏秋冬、どの時期に着用されても、見た目の暑苦しさや寒々しさはありません。
屋外では8か月、室内ではオールシーズン、快適に過ごせます。
今回は、グレーとブルーのシャークスキンをそれぞれ、スーツ3着分ご用意しました。
■ Ermenegildo Zegna(売り切れました。)
売り切れました。
Ermenegildo Zegna “Traveller” 100% Wool 250g
上のスーツ生地と同じ”Traveller”ですが、これは綾織りではなく、ホップサックのウィンドウペーンで、ジャケットに最適です。
ざっくりとした風合いは、どんなパンツにも合わせられ、オンオフ問わずご着用が可能です。
ブルーのウィンドウペーンがさわやかです。
■ Drapers(終了しました。)
Drapers 〝Green Hills” 100% Super 160’s wool 230g
Drapersで展開する、Canonicoの最高級スーツ生地です。
我々テーラーから見ると、Canonicoの服地の品質の安定性は抜群で、その中でも最高峰の服地となります。
繊細な手触りと上品な光沢が特徴です。
バンチの生地すべて、2月末までの期間限定でかなりお求め安くなっています。
■ Ermenegildo Zegna
Ermenegildo Zegna “Mohair Trophy” 50% Wool 50% Mohair 250g
Zegnaの夏の代表作、Mohair Trophyです。
モヘアの50%の混率にもかかわらず、英国のポーラのようなテカリ感はなく、また適度なストレッチ性もあり、夏には最適なスーツ生地です。
ざっくりとした風合いですので、ジャケット単品でもご使用が可能ですので、夏には非常に便利なアイテムになります。
ミッドナイトブルーの無地で、スーツ2着分、ご用意しています。
■ Bower Roebuck
Bower Roebuck “Pure Escorial” 100% Escorial wool 300g
これはどちらかということ、冬よりのスリーシーズン生地となりますが、ちょうど今の季節に最適ということで、あえてご紹介いたします。
Bower Roebuck社製のエスコリアルウールは大変珍しいのですが、エスコリアル特有のストレッチ性や手触りの柔らかさはそのままです。
ネイビーとグレーのストライプの3色のみですが、エスコリアルとしてはかなりお買い得です。
(おわり)