COVERT COAT

英国では非常にポピュラーなコートです。
狭めの肩幅とスリムなウェストラインや袖幅。また、着丈は膝丈(ニーレングス)で、都会生活者にはぴったりの活動的なコートです。もともとは、乗馬用、狩猟用として考案されたコートですが、1930年代には一般的に街でも着用されたようです。 生地はカバートクロスと呼ばれる、杢糸(濃淡2色の糸を撚り合わせた糸)使いのかすかにまだらなブラウンやグレーの綾織の毛羽立ちのない素材です。カバートとは「動物の隠れ場」と言う意味で、薮や茂みでの活動を想定した高密度の織物です。 スリムで短めなラインとあいまって、初冬から着用が可能で、スーツやジャケットとのコーディネート以外に、プルオーバーやコーデュロイのパンツ等のカジュアルな服装にも似合います。

上衿は一般的にコットンベルベット(別珍)が付けられています。別珍は5色ご用意しておりますが、もちろん、胴体と共地を使用することも可能です。 ディテールの特徴としては、袖口と裾のレールローディングと言われる4本のステッチが施されており、内ポケットにも特徴があります。 素材は、Edwin Woodhouse, Scabal, Drapersのカバートクロスをご用意しております。それぞれ、茶系・グレー系・グリーン系でさまざまな厚さの生地をお選びいただけます。

関連商品

  1. CHESTERFIELD COAT(Brooks Brothers in 1960’s)

    1960年代にブルックスブラザーズで販売されていたチェスターフィールドコート

  2. GUARDSMAN COAT

    英国の近衛連隊の将校が着用したオーバーコートをアレンジ

  3. PEA COAT

    英国製のメルトン地、ボタンは旧ソ連の海軍のものをあつらえたピーコート

  4. LODEN COAT

    オーストリアの貴族が着用していた伝統的なハンティング用の防寒コート。

  5. POLO COAT double

    ポロの観戦用のコート、ダブルブレスト

  6. CHESTERFIELD COAT single

    昼夜を問わず正装として着用可能なコートの代表格

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